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日記
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ソラ君「かっとなってやった。今ではものすごく反省してる!」
テラさん「ま、若気の至りってやつだな。もしも見た方がいたら、笑ってすましてやってください。いや、本当」
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ソラ君「前に読んだ本で、『出来る人間は、すでに行っている仕事を小出しにすることも大切だ』っていうのがありました。はい。ある分だけアップする寺宙はダメダメだということがよく分かります」
テラさん「ああ。サイトの運営の仕方がここまで下手なやつも珍しいな」
ソラ君「いいんですよ。長編の死神のやつは出来上がっているし、公募に耐えうる出来でもなかったので、サイトにアップしますから」
テラさん「でも、それもどうせ一括アップだろ?」
ソラ君「あ。そろそろ電撃に送る作品を書き上げたいのですけど」
テラさん「へー。どれくらい終わっているんだい」
ソラ君「えーとですね。まだプロットの段階?」
テラさん「私の記憶が確かなら、昨年1月に書き始めて、四月の頭までかかっていた記憶があるんだがね」
ソラ君「(脂汗)」
テラさん「気のせい?」
ソラ君「テラさん。公募先は何も電撃一つしかないわけじゃないんですよ」
           
ソラ君「ちゅうわけで、恥ずかしくて痛々しい日記は削除しましたです。ありがとうございました。あのような恥ずかしい物を見たいという人はいないでしょうけど、いれば教えてくれれば見せますデス」
           
ソラ君「ソロモンよ、わたしは帰ってきた!こんばんは、ソラです。温かい冬の中皆様いかがお過ごしでしょうか。
 さてさて、とりあえず、北海道に旅行に行って参ったわけですが、ここで文章を書いている以上、無事帰ってきたということが分かります。よかったですね」
テラさん「ん、ああ」
ソラ君「まあ、面倒くさいので、一日につき一日分のあった出来事を話しましょうか。

 一日目

 とりあえず、あれです。宮崎から北海道までの移動だけで朝八時に出て、午後五時に到着です。北海道の中でも一番広いと言われているニセコです。その中のひらふエリアです。漢字で書くと比羅夫です。何か羅という言葉が入るだけで、そこはかとなくヤンキー言葉を連想してしまう僕。
 まあ、馬鹿な妄想は置いておきまして、一緒に行った皆様は元気にナイターに行く模様。それで僕は一人で部屋でくつろぐ気満々です。え、何で一緒にいかないのかですって? そりゃあ、僕、スノボーなんて大嫌いですもの。だって、寒い上、高所恐怖症&スピード恐怖症&滑るの恐怖症というトリプル役満をくらうなみに、スノボーは僕とは相性が悪いわけです。ここまで完璧に嫌いな要素をふんだんに詰め込んだものを好きにナレって言うのがどだい無理な話でしょう?
 ……ふふふ、今一瞬、じゃあ何で行っているんだこの馬鹿って思った人がいますね。まあ、いいでしょう。実際僕は馬鹿ですし。
 さてはて、一人残る予定だった僕ですが、友人達のしつこい言葉に結局ナイターに行くことに。いやはや、人気者は辛いですね(大嘘)
 とりあえず、ボードをレンタルしスキー場に足を運び、リフトにのります……リフトは十分以上止まることなく昇り到着。上から見ると凄い角度に見えます。言われているほど雪が少ないようにも見えませんし。
 周りを見ると、一緒に来た友達以外の人はずざざーずざざーと軽快にエッジをきかせて滑っていきます。誰一人として転んじゃいません。
 ひょっとして見ため以上に簡単なのではなかろうか。
 必要以上に怖がっていたに違いない。
 一応、そう思うことに。
 それで、滑ってみると――

 どか!

 開始三秒で転ぶ寺宙。
「いってえええええええ!!!!」
 本気で痛いです。いや、死にそうなくらい痛いです。雪じゃなくて斜面はただの氷です。アスファルト並みに堅いです。暖冬か。暖冬が悪いのか。そういえば、先日雪じゃなくて雨が降った模様……オノレ。ドコノダレダ。ホッカイドウノユキハヤワラカイトカイッタヤツハ。
 まあ、蹲っていても誰も救ってくれはしないのが、この業界です。いくら痛かろうが、寒かろうが自力で降りなければ話になりません。距離は三キロ以上ありますけどね。わーい、生き地獄だ。
 それからのこと。
 どて。
 どこ。
 ずざざーばき。
 ばき。
 ぐしゃ。
 ……返事がない。ただの屍のようだ。
 いや、あのですね。一応四往復したんですが……多分、通常の三倍とか、ザクとは違うのだよの比のレベルじゃなくてデスね。何というか、僕と普通の人は、ザク1とラフレシアくらいの性能の差くらい、分かりやすく言うならブウとフリーザくらいの差なくらい転び続けましたよ。ええ。膝なんて一日でものすごく腫れ上がっちゃって、ふふふ。しかも、自分一人だけ転んでいるというこの屈辱。ああ、この生き地獄が後三日間続くのか。ぶっちゃけ、修論よりもきつい……。
 こうして、早くもずたぼろになった一日目の夜は更けていったのでした。

 二日目

 とりあえず、一日目の時点でスノーボードが修論よりも苦行に感じるようになった僕は、朝食を食べて再び山へと向かいます。ああ、憂鬱だ。憂鬱だ。
 でも、今回はホテルのおっちゃんに話を聞いて、滑りやすいコースを教えて貰いました。おっちゃんの言う場所はとても良い場所のようです。
 ほんの少し気力が回復した寺宙。
 まだやれる。
 まだがんばれる。
 でも、リフト券は他の人達とは異なり、一日短めで買うへたれ寺宙。早くも逃げる気満々です。ばかやろう。男にはやらないといけないことがふんだんにあるんだよ。え。何を?
 ……ナンパとか?
 まあ、寝言は置いておきまして、今度はゴンドラとリフトを使い山をのぼります。うわあ、高いなあ。何か凄く寒いし……
 あれ。
 寒いってどこがですか。
 えーと、股の部分なんですけど。

 ……。


 …………。


 ……………!


 なんじゃこりゃああ!!


 何かしらないんですけどね。スキーウェアのズボンの股がデスね。破れているんですよ。綿が飛び出しているんですよ。しかもばっくりと。
 これって客観的に見ると変態ですよね。まあ、主観的に見ても変態なのですが。
 まあ、落ち着きましょう。こういう時は冷静にトラブルのマニュアルを思い出せばどうにかなるものです。

 ……そんなマニュアル聞いたことがない。

 というよりも、スキー中にウェアの股が裂けるなんてトラブル聞いたことありません。
 まあ、ぐだぐだ言っていても仕方ありません。どうにかして帰らないと警察に連れて行かれることにになってしまいます。
 しかし、冷静に周りを見回してみると。

 あれ。

 気のせいでしょうか。
 何か今更になって気付くのですが、自分の今居る場所、周り絶壁しかないんですけど。
 気付けば斜度30°くらいはある中級者コースに紛れ込んでしまっている寺助。
 あれー。おかしいですね。おっちゃんの言うとおり、滑りやすいところを求めて行ったはずなのに、一体何で僕はこんなところに来てしまったんだろう。初心者コースだって三メートルも滑れないくらい下手くそな癖に。
 ちなみに、ここで言い訳をさせてください。
 昨日滑っていた初心者コースはデスね。平均斜度20°と、とても初心者コースとは思えない作りだったんですよ。だから、僕がいきなり滑れなくてもおかしくはないんです……。そうだよね。そうだと言ってください……。
 そして、今自分が立っている場所はそれ以上に絶壁です。まあ、当然の話なわけですが滑れるはずがありません。
 でも、前述の通り、だからといって助けなどはありません。自力で滑って降りないとどうにもならないのです。股が裂けているにもかかわらず。
 ええ、滑りましたよ。
 何というか、ほら、あれですよ。漫画で良くアルじゃないですか。滑れずに転がって雪だるまみたいになっちゃう主人公の姿が。あんな感じですよ。ごろごろと一回ごとに十メートル近く転がる寺宙です。ただし、雪は変わらずにアイスバーンですので、アスファルトの坂の上から転がされる感じなわけですが。
 このシーン、ぶっちゃけ凄惨すぎて笑えませんでした。出てくる笑いは乾いた笑いくらいです。ははは。
 死に体になりながら、ぎりぎり山を下りきることが出来ました。
 さすがにこのウェアのままいるわけにもいかないので、一回ホテルに戻り、着替えることに。
 そして、僕は一つの決意をしました。

温泉王に俺はなる

 そう決めた僕は速攻温泉の旅へと出かけるのでした(入った温泉については後日纏めます)

 三日目

 しかし、僕はそこまで軟弱ボーヤじゃありません。
 ここまで滑れなくて恥ずかしくないのか。
 お前は悔しくはないのか。
 悔しいに決まっている。
 恥ずかしいに決まっている。
 だから僕はもう一度いく。
 あの、トラウマを与えた雪山へと。
 こう書くとそれなりに格好良さげな気がしないでもないですが、実際のところは友達に無理矢理連れ出されただけです。寺に格好良いことは似合いません。
 おっちゃんに再び話を聞き、再度滑りやすいコースとやらに挑戦する寺宙。話によると、中級者コースを越えないと、そのコースへは行けなかったみたいです。どこまで初心者をいたぶれば気が済むんだこの山は!
 その中級者コースを乗り越えて、その話に聞いたコースへとたどり着くと……。あれ。
 おかしいですね。
 先日はあんなに転んでいて、本気で日本でここまでスノボーが下手なやつは存在しないのではないかと思っていた寺の癖に、滑れます。三キロもの距離をたった一回程度しか転ばずに最後まで滑り降りれます。
 え。あれ。おかしいな。僕は特に変わった気が全くしないのですけど?
 でも、滑れてるというこの事実……。
 あっちょんぶりけ?(これくらい意味不明ということ)
 まあ、滑れるに越したことはありません。
 ここまで本気で一マイクロはおろか、一ナノというのでも飽きたらず、一ピコも楽しくなかったスノーボードがこの瞬間ちょっと楽しい……。
 初めて友達の言っていた、「滑れれば楽しいよ」という言葉に不覚にも頷いてしまいそうな気持ちになってしまいました。
 この日はナイターもずっと滑っており、20°くらいの初心者コースなら全然転ばずに滑れるようになりました♪
 転ばなければスノーボードって痛くないんですよ。皆さん知ってましたか。僕は知りませんでした。

 四日目

 さてはて、三日目で調子扱いた寺宙がその後どうしたかというと、普通に滑らずに、よりにもよって雪だるまを作っていました。
 だって、リフト券先日までの分しか買っていませんでしたもの。どうせ昼までだし、温泉レポートでも書くために温泉巡りをして、雪だるまでも作ることに。
 正直、30分くらいで出来るんじゃねえかと思っていたんですが、一時間程度雪をかき集めても直径20センチ程度の大きさにしかなりません。
 おのれ、パウダースノーというやつがここまで雪だるまにくっつきにくいとは――雪山の雪と交換してやりたいですよ本当に。
 ここでようやく雪だるま作る人がスコップやら水やらを持っている理由を僕は知りました。
 で、ここで諦めたかというと、何となく意地になって二時間くらい雪だるまを作っていました。ぶっちゃけ一心不乱に靴がずぶ濡れになるのも構わず雪だるまを作る大学生一名って中々シュールな光景ですよね。



↑とりあえず証拠

 一応膝上以上まであったので五十センチくらいはあったんじゃないでしょうか。五時間くらいあれば一メートル以上の物を作れることも夢ではありませんね。
 とりあえず、歩いている人達はいきなり何でもないところに雪だるまがぽつんと置かれているので妙な光景だったと思います。
 この後、二種類の温泉にはいり、計五種類の温泉に入ってニセコでの温泉ツアーは終了。この後札幌へとバスで移動です。最終日は一泊札幌でするのです。

 ジンギスカーン、ジンギスカーン。泣くよ泣くよのジンギスカーン。
 訳の分からないテーマソングと共に、無事に札幌へと到着した僕たち。友達は勢いよく、ジンギスカンを食べに外へと出ます。
 まあここでも言うのはなんなのですが、高校時代に北海道に行ったとき、ジンギスカンなら食べたことはあります。ぶっちゃけ臭くて嫌いでした(吐血)
 何なんでしょうね、今回の旅行。まるで僕を苦しめるために計算し尽くされたかのようなプランです。
 そして入った店は食べ放題の店――だから、食べ放題は危険だと(んがんが)
 案の定返り討ちでした。いやはや、大学生という生き物はせこさだけが取り柄みたいなものですからねえ。

 五日目

 これが本当の最終日。泣いても笑っても北海道にいられる最終日なわけです。
 とはいえ、別に札幌ですることは特にありません。時計台はがっかり名所なのは有名ですしテレビ塔といってもですねえ。雪祭りは終わってますし。ノルディックに行く時間もありません。植物園も冬場は閉館とか書いてましたし。
 でも、特にすることもないので、



↑大通り公園にあったこのゴムタイヤで滑って遊びました。

 大の大人がなにやってんだ、と正直通り往く人がみんな見てましたが、スキー場で散々ハジをさらした以上この程度どうってことありません。とても楽しかったです(アホ)
 まあ、それだけだとさすがにどんびきですので、テレビ塔、時計台と有名どころは一通りチェックしておきました。
 いやはや、本当にいろんなことがありすぎて色々な意味で楽しい旅行となりました。
 そうそう、若い人と年取っている人の違いは、旅行の帰りに、「また行きたいね」と「疲れたー」という違いだそうです。当然前者が若者で、後者が若者じゃないわけです。
 というわけで、僕も若者代表として飛行機内で、

「また……」

 ふと、今までの光景が頭を過ぎります。

「また……」

 ああ、とっても――

「もう二度と行きたくないね」

 ま、これが本音です(最悪)
           
ソラ君「というわけで、北海道に行ってきます」
テラさん「しかし、色々準備しててすっかり忘れていたのだけど、ホッカイロとかいう温っか装備とか世の中あったんだなあ」
ソラ君「ええ、宮崎に住んでいると無縁ですけど、そんなアイテムもあるんですよ、世の中」
     
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プロフィール
     
HN:
テラさんとソラ君
年齢:
32
性別:
男性
誕生日:
1992/09/12
職業:
竹田
趣味:
田中
自己紹介:
このブログは、
主にトリニータの応援(比率9)
小説について(比率0.5)
日常(比率0.5)
くらいです。J2に落ちたせいでトリニータの情報が定期的に入ってこないのが最近の悩みの種orz
     
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