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日記
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 背中痛いけど、もはやここでキャンセルしたらキャンセル代だけで10マン超えてしまいます。絶対に嫌だ!と半ば意地になりつつ、相変わらず今回もほとんど準備をせずに朝四時に出発します。
 ていうか、旅行のたびに朝四時に出るのが当たり前になりつつある現実が恐ろしい……。

 まあ、何事もなくとっととケベックシティに到着します。今回はイミグレ用に何かくかは調べてたので問題なし。イミグレでも、何しにきたの?サイトシーシーング。どこ泊まるの?シャトーフロントナック。この二言でOK.メキシコよりもたやすいイミグレです。

 タクシー乗り場で、USドル使えるってきいたら、問題ないよーといわれたのでそのまま乗車。カナダに来るのにカナダドルは一銭も用意していない自分はもはや人生舐めているのかもしれぬ。



 十二時くらいにシャトーフロントナックへ到着。さすがお城ホテル。こりゃすげーぜ。いつもは出来るだけ便利で、値段は下から選ぶようにしていましたが、今回だけは別。ここに泊まらなくしてケベックシティ来る意味ないじゃんという気分だったので、迷わずここにする。キャンセル時は一泊13000円とそこまででもなかったんですが、今回は25000円。この値段で最低オプションなんだから、円高じゃなかったらえらいことなりそうなホテルです。でもはっきり言います。泊まってよかった。

 とりあえず荷物を部屋へ置き、地図を片手に町へと繰り出します。しかし、今まで地図を一度も見てなかったせいで、何処がメインなのかさっぱり分からない。地図も道は分かるけど、場所は全部フランス語だからイミフです。

「ま、適当にさ迷ってればどっか出るだろ」






 まじもんでてきとーに、さ迷います。最初は城の周りのテラスをぶらぶら。ここから見えるセーヌ川とカラフルな家々は凄くかわいらしいなー。写真収めながら、というか自分でも疑問なんすけど、何故か全くこの見ている場所がメインの場所と気づいていない自分。たぶん、ケベックにわざわざ来るヒトでこのロウアータウンに気づかないバカは世界でも自分ひとりと断言できます。砲台とかも普通に並んでます。






 結局ぐるっと城を回り、とりあえず昼食だ昼食を食べるのだと決意をします。いわゆる、アッパータウンでのエリアです。この段階ではこっちの通りがメインといまだに思い込んでいます。けれども、店は言ってしまえば俗っぽい、アメリカンと変わらないものが並んでいます。ここまで来てマックだったよーも笑い話としてはいいんですが、さすがに、笑いだけで費やすのももったいないと思い、
「クレープだ。クレープを食べるのだ」
ケベックシティはクレープがごるごっさうまいという情報はつかんでいたのでそれっぽい店を探します。というか、地球の歩き方マジ欲しい。今度友達来るとき頼んでもいいけど、自分の旅程の大半は終わっているがな……カナディアンロッキーの分でも買ってきてもらうかな。いい加減日本語のマップで旅したい。

 とりあえずクレープってたぶんフランス語で書いている店に入ってみる。店員さんが民族衣装だから、とりあえず結構本格的でOK.メニューはスープ、めいんでぃっしゅくれーぷ、デザートクレープ、コーヒーのセットで22ドルのをチョイス。多少高いけど、クレープ一個13ドルとか書いてるし、これにコーヒーつけたらそのくらいいくんだから、色々食べられたほうがいいよね。



 待ってる間、地図を広げてにらめっこ。しかし、判断しようにも何がなにやらさっぱり分からず。とりあえず、城壁はわかったので、そこをぐるっと周り、明日モントリオールへ移動する鉄道のキップでも買いに行くかと決める。ちなみに、マップでも鉄道はrailでした。フラ語も一緒??

 クレープはチーズとハムとアスパラが入ってましたが、すげー美味しい。生地のほんのりとした甘さとかちょっと新しいわ。だけど、デザートのクレープ。てめーは駄目だ。ってそこまで酷いわけじゃないんですが、メイプルシロップかけられすぎで、さすがに気持ち悪くなってしまいました。プレーンで食べたら美味しいだろうに、勿体無い。






・とりあえず店を出て、ぐるーっとのんびり城壁を回ります。今回の旅程は、モントリオールでノートルダム大聖堂を見る!!だけですんで、ケベックシティでは特に目的もなくのーんびりと回ります。あー、こういうのほほんとした旅行もたまにはいいよね。でも、あの首折れ階段とかは見たいんだけどなあ、と首折れ階段をあいかわらず、城壁の上からその場所を写真にとりながら思う寺宙。奇蹟のバカです。



・挙句、その場所まであと50mくらいのところまで近づき、何故か(本当に分からない)逆に向かいだし、結局たどり着かないまま鉄道に行ってキップを購入。こういうのを事前予約しなくなったところとか随分、旅慣れてきてるってポーズ出せません? ちなみに写真は鉄道。いちいち格好いいな。

・地図見て、凄い階段があるんだから、坂道だよなーと思いながら、どんどんロウアータウンどころかアッパータウンすら突破してしまいます。おかしい。これ、いつもの自分の脅威の歩く量になってる。ケベックシティ二時間あればゆっくり回れるどころか直線だけで二時間くらい歩いてる……。
 自分の常識ほど疑わしいものはありません。普通の人は一日最低20キロ以上は歩く旅程を組みません。
 ていうか、もはや完全に下町の雰囲気出してますもん。まあ、英語だとダウンタウンが下町で、ダウンタウンがメインなんですが。あれ、そういえば何で下町っていうんだっけ?
 とにかくも、繁盛してるアイス屋でアイスを食べて(ヨーグルトとコーヒーのダブルというなかなか画期的な組み合わせ)、回れ右します。

 裏路地を突破しながら、再びお城へと戻ってきます。途中で画家どおりで、水彩画をいっこ購入。ポストカードサイズで20ドルってたけーよと思ったけど、それは記念で。いいな!って思ったのは125ドルもしたし、でかいから邪魔だった。
相変わらず、くそう、首折れ階段は何処だ!とホテルの部屋に戻りうんうん悩みます。確か、一番大きな壁画て聞けば、教えてもらえるって描いている旅行記あったはず。
 ぼんやりテラスからその目的地を見ながらそんなことを考えていて、その景色の一部である、ケーブルカーが目に留まります。



「……」
 この気持ち、分かるかな?
 まじもんでね、バルス!!ってさけびたかったよ。超恥ずかしい。
 何全力で誰も見てないのにぼけかましてんの、自分?













・とりあえずケベックシティで一番の見所にようやくたどり着きます。うわー、超綺麗。最古には全然見えないおしゃれーなつくりです。これをつくりものくせーと言うかで意見は分かれると思いますが、個人的にはヨーロッパいったことないし、いいんじゃないでしょうかとおもいます。まあ、汚くてそれっぽいパリーはモントリオールで見れるだろうからというのも込みこみで。

・壁一面のフラスコ絵とか、勝利のノートルダム教会とかみながら、十分に満喫し(ここなら確かに二時間で十分でしょう)、ホテルの傍のレストランで、ビールのみながら休憩。今回は珍しくレストランを八時半に予約しているので、その時間まで暇つぶしです。ドレスコードがないですが、100ドル以上の高級フレンチです。たまにはこんなのも食べてみたい。けれども、まあ、一度部屋に戻り仮眠を取ると、夜九時十分に目を覚まします。
ぎゃーー。
とりあえず、慌てて飛び出して店を探すのですが、さっぱり分からない。通りを見ててもない。
あれ、またNYと同じようなことになってる??
と、立ち尽くしてたら、親切なおねーさんがめいあいへるぷゆーって声かけてくれます。いつもなら、のーさんきゅーと言うところですが、普通に、ここ行きたいのですが分かりますかって聞いてました。横着さもレベルアップ中です。
「ここは知ってるよ、ついてきて」
と、親切に案内までしてくれます。いわく、凄いいいレストランだけど、とっても高いの。前を通るとすっごく良いにおいがして、ほっぺが落ちそうになるわ。とまじで言ってました。期待に胸が膨らむというものです。

・店に着くと、予約してたんですがーっていうと、あー、大丈夫だよーといわれます。まあ、九時半とかはさすがに遅いわなー。どう見ても結婚式らしきパーティ終わった後の片付けしてるし。普通に部屋に通されて、コース料理を頼みます。コースで60ドル。アパタイザー、スープ、間の料理(これなんていうんだ)、メインディッシュ、デザートでこの値段ならまあありなんじゃないでしょうか? これにワインとタックス、チップで100ドル強といったところでしょう。まあ、値段よりも一人というほうが厳しい現実なわけだったのですが、こんなのはすでにカンクンで慣れきってます。というか、もはやさっぱり気になりません。日本だったら気にするかもですが。日本で一人高級フレンチってさすがに寂しすぎるかなー。でも、男と二人で行くくらいなら一人のほうがまし?いや、そもそも日本で高級フレンチなんか食べようと思わないかね。











・料理のほうは普通に凄く美味しかったです。久々にすしじゃない美味しい魚料理食べた気がする。デザートも凄く美味しかった。











・夜の城を写真に撮って、自慢のメールを何人かに送りつつ、もう一度城下の夜景を探索します。
 これやっばいですわ。オレンジ色の街灯が凄く温かくて、凄い良い雰囲気です。うん、ベガスでもカンクンでも思わなかった感情の、一人って切ないをリアルで思い知ります。たぶん日本からだと、わざわざケベックに来るより、本物のヨーロッパ行くでしょうが、間違いなく来てよかったなと思えた瞬間でした。シカゴのオレンジの街灯といい、温かさに弱いのかしらん自分。どうでもいいですが、深夜に一人で歩いてても全然OKな治安の良さはヨーロッパでもないんじゃない?







・城へと戻りちょっと内部を探索して、眠ります。ぐー。

 翌日は電車でモントリオールへ
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テラさんとソラ君
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31
性別:
男性
誕生日:
1992/09/12
職業:
竹田
趣味:
田中
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このブログは、
主にトリニータの応援(比率9)
小説について(比率0.5)
日常(比率0.5)
くらいです。J2に落ちたせいでトリニータの情報が定期的に入ってこないのが最近の悩みの種orz
     
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