てらさんそらくん１００

ソラ君「おー、ブログの記事の数字もようやく１００の大台に乗りましたねー」
テラさん「だな」
ソラ君「というわけで、１００回記念ということで、いつもなら披露しないようなとっておきのお話をしてみようと思います」
テラさん「ほほー」
ソラ君「昨日、友人と、『そろそろ戒名したいよねー』『うんうん、ぶっちゃけ自分の名前飽きた』みたいなことを話してました」
テラさん「（百回記念とか言っている割にはいつもと変わらねーな）」
ソラ君「それでですね、いざ考えると、はて、と止まるわけですよ。小説のキャラならいざ知らず、自分自身の名前ですよ。格好良すぎても、キモイし、かといって佐藤マコトなんてありきたりな名前も嫌です」
テラさん「全国の佐藤まこと様申し訳ない。この馬鹿は別に悪気があって言っているわけではないので」
ソラ君「失敬な。個人的観点で言うなら佐藤まことって名前は愛しているくらいですってば。まあ、それはともかくとして、仮に今まで付けた名前から考えてみましょうか。えーと、横文字名前は抜くとして、一番上から、神の花嫁から、春紫苑」
テラさん「……」
ソラ君「劇中にあるように、虐められること必須ですね。では、次の、重なるから木之元七璃」
テラさん「……」
ソラ君「うーん、春紫苑よりかはありといえばありですかね。春紫苑に比べればですが。次はラストレター…って、これの主人公。名前なんだ？」
テラさん「ひでえな、おい」
ソラ君「いえ、真面目に覚えてません。ちょっと確認……衛藤文也ですって。普通ですね」
テラさん「普通だな」
ソラ君「きっと、あれですね。こいつの名前が平凡すぎて、平凡な名前は覚えられなくて最低最悪きわまりないって思って、以降春紫苑とか飛び出すようになったんでしょう」
テラさん「何となく分かりやすい変遷だな」
ソラ君「しかし、その妙な変遷は置いておきまして、やっぱり自分で名前を名乗るっていうのは恥ずかしいですよね。今の自分の名前は、親がつけてくれたから、という理由で受け入れられます。仮に、親が付けてくれなくても番号なりなんなりでも呼ばれるでしょし」
テラさん「そう思うと、昔は凄いな。元服なり何ナリを行うとき、名前を決めるのだろう。信長とか信玄やら、義経など」
ソラ君「でも、そこらへんの名前って全部ｶｯｺｲｲですが、それは歴史になを残すほどの人材であるからそう思うわけで、仮に僕が轟響＜とどろきひびき＞などと名乗っても、キモイってわけです」
テラさん「結局最初の意見に帰ってくるわけだ」
ソラ君「ええ。結論として、寺宙みたいなゴミ虫は何を名乗ってもキモイということで」