てらさんそらくん３７

ソラ君「こんな夢を見ました。
　あるところで、一人の女の人と出会いました。その人はとても優しくてすぐに仲良くなりました。別れるとき、もう一度会えるかなって尋ねると、彼女は優しく首を横に振りました。そこはゲームの世界で、ゲームをしていたときの記憶は頭の中には残らないようになっているのです。
　それは、一時の……楽しい夢をつなぐ世界。目を覚ますとおぼろげで、現実には持ち込めません。科学的に楽しい夢を見ることは、人体の疲労回復に役立つことが証明され、娯楽技術の粋を駆使し夢の世界を一つのゲームとして創造するに至ったのです。
　そのゲームには二つのやり方があって、現実の記憶を持ち込むか、夢と同じように記憶にはないけれど、自分というベースが存在しそこにいることに疑いを抱かない。けれども、共通することは目を覚ませば、そのことは忘れてしまうこと。夢の世界になんか捕らわれては本末転倒だからです。それと、知らずにいると言うことは毎回新鮮な気持ちでいられるということ。そのゲームを作る上で必然の機能だったのです。
　だから、僕は笑顔でその人とお別れをして、目を覚ました。僕は何となく泣いてしまいました」
テラさん「……え、どこまで夢？？　夏目漱石の夢十夜のぱくりっぽい始まり方だけど」
ソラ君「変な夢ですよねえ。でも、楽しいはずのことなのに覚えていることが出来ないっていうのは何となく切ない気がします。だから、ちょっと書き加えれば、まんまＳＳもしくは短編があげれそうですよ」

てらさんそらくん３６

ソラ君「何というか、タイトルは忘れましたが、とあるＷＥＢ漫画を読んでいて、『宮崎にはシーガイアは潰れたけど、スペースワールドがあるんだぞ』って台詞を見つけました」
テラさん「……」
ソラ君「えーとですね、まず一言。シーガイアはまだ潰れてねえ！」
テラさん「あ、うんそうだっけ？」
ソラ君「ええ、今でも夏季限定トロピカルカフェと一緒で、夏季だけ解放されているんですよ。あと、他の施設もちゃんと運営されています」
テラさん「へー」
ソラ君「で、

　　スペースワールドは福岡だ！」

テラさん「完全に舐められているな」
ソラ君「まったく、困ったもんです」
テラさん「そういや、富山って何県にあったっけ？」
ソラ君「富山県です……」
テラさん「……」

てらさんそらくん３５

ソラ君「暑い！っと言っても涼しくならなければ、むしろ言った事で再認識させられて、余計に暑く感じるというのに何で人はそんな言葉を呟いてしまうのでしょうか」
テラさん「あちーよー」
ソラ君「人の話聞く気がありませんね、テラさん」
テラさん「だって、暑いもんは暑いし。チーズ蒸しパンになりたい」
ソラ君「まあ、そうなんですけどね。暑いものは暑い……真理ですね」

てらさんそらくん３４

ソラ君「トリビアのタネのネタを考えましたよー」
テラさん「……あんまり期待してないけど言ってごらん」
ソラ君「ちょっと遠出で見知らぬ町に行ってるときに財布を落としたりするじゃないですかー。今では携帯があるからあまり思いませんが、ない時代でそういう状況になって帰れなくなる人って絶対いますよね。そういうときに、考えつく行動は道ばたの人にお金を貸して貰う事ですけど、そういう時って一体いくらまで貰えるのかなあって。一番多そうなのは、十円玉一枚借りて誰かに連絡でしょうけど。ぶっちゃけ十円玉くらいなら貰えますよね」
テラさん「まとめると、道行く人にお金をくださいと言って、貰える最高の額はいくらか？ということだな」
ソラ君「ですです」
テラさん「まあ、なんだ」
ソラ君「はい」
テラさん「とりあえず、警察に行くことを私はお勧めするよ」

てらさんそらくん３３

ソラ君「ハルヒが萌え小説だぜーというので有名だけど、個人的には長門さんラブだぜって言っている人しか見た事がない、というか存在しないような気がするのは気のせいなんだろうなあと思う、今日この頃皆様いかがおすごしでしょうか？」
テラさん「何その前振り？」
ソラ君「まあ、ハルヒ二巻までしか見ていないんで何とも言えないんですが、四巻のハルヒの消失まで面白いって噂を聞いたので、そこまで買ってみようかなあって思ってました」
テラさん「……それだけ？」
ソラ君「いやあ、アマゾーンを利用しようと思ったのですが、どうせなら何か纏めて注文したいんですが、私の優しくない先輩、やっぱ本社が潰れているせいか発注まで四から六週間とかなってます。長すぎ！！そんなに待っていたら、たぶんよむきをなくして干からびた微塵子みたいになってしまいます。間違いない」