てらさんそらくん２２

ソラ君「えーとですね。ブログになる前の日記のことを覚えている方はいるでしょうか？　あの時コバルトに応募するといって執筆を開始すると言っていましたが、早くも挫折しそうです。
　頭の良さはアウストラロピテクスに、運動能力は脳みそがでかくなった未来人に劣る僕でも、諦めの早さだけは人よりも自信があります。どれくらい自信があるかというと、三日坊主という言葉に驚愕するくらいです。三日ももつなんて、信じられませんです。僕はきついことは一日も持ちません。もって四十六秒くらいです。
　実際、一応日付を指定して物語を書き始めることはします。けれども、書き始めて一日目で、その〆切を引き延ばしにすることを考え始めます。そうだ、来年のその日までに書ききれば良いんだと、ナイスアイディアに両手を叩きます。同じ日付だから、別に延期した訳じゃないという言い訳が使えるからです。これは中々上手い言い訳だと自画自賛しています。年度まで指定してくる強者はそうそういないはずだからだと僕は考えています。
　さて、そういう前振りの後、ようやく今日の本題に入ります。北崎さんから回されてきた物書きバトンです」
テラさん「質問１：あなたが書くジャンルはなんですか？」
ソラ君「ジャンルって現代恋愛物が多いんじゃないですかね。というか、似たようなのしか書けないですけど。あ、暗くないですよ。明るいソフトな話がメインです。本当です。嘘じゃありません。サイトのデザインを作品にあわせて黒と赤にしろなんて言われたことはありません。サイトのデザインの通り爽やかなことこの上ありません……駄目？」
テラさん「質問２：あなたの作品が出来るまでをちょろっと教えて？」
ソラ君「さて、この質問のために上の回答を用意したわけですが、いかがでしょうか」
テラさん「質問３：文章を書くときに気をつけていることはなんですか？」
ソラ君「そうですねえ。見ていて痛々しい文章は書きたくないですね。最近は、痛々しいものしか書けてなくて、存在自体が痛々しくなってきていますが」
テラさん「質問４：ずばり、あなたの最高傑作は？ 」
ソラ君「最高傑作っすか……そんなんないっすよ。ただ、常によりよい物が出来るように努力するだけです。と、ハードボイルドに決めておきます」
テラさん「質問５：バトンを回す五人 」
ソラ君「よーし、ここはカズナさんとゆうさんで」
テラさん「久々バトンとか答えたなあ。ぶっちゃけ、バトンってこんな辺境まで回ってこないしね」

てらさんそらくん２１

ソラ君「今日は人生における最大の壁を乗り越えました」
テラさん「ほう。それは一体何なんだい？」
ソラ君「当然。血液検査ですよ」
テラさん「……なんてしょぼい人生を送っているんだい、君は？」
ソラ君「ばっか、舐めないで頂きたい。血液検査ほど恐ろしいことはそうは世の中ありませんよ。なんたって、三人に一人はショック死するし、逃げ出せば後ろから撃ち殺されますからね。何て怖いんだ。まったく」
テラさん「なにそれ？　どこの宗教」
ソラ君「いやまあ、ちょっとばかりおおげさに言ってしまいましたが、ぶっちゃけ、血液検査だけはトラウマなんですよね」
テラさん「なんか子供の頃にあったの？」
ソラ君「ええ、ちょっとした血液検査だったんですが、研修医のくそやろうが、三十回以上失敗してくれましたからね、右手のみならず左手までも血塗れですよ。本気で痛かった」
テラさん「看護師さんにかわって貰えばいいじゃない」
ソラ君「ええ。言いましたよ。何度も何度も。看護師さんも何度も変わるっていっていましたよ。でも、あのくずやろうがかわらないんですよ。まじで」
テラさん「……」
ソラ君「三十分くらいでようやく変わったんですが、看護師さんにかわったら一発で上手くいきました。僕が悪い訳じゃありません」
テラさん「……」
ソラ君「一つ言っておきますが、これは事実ですぜ。あの研修医はいつか、バナナの皮で滑らせてやろうと思っています。幼き子供の思い出でした」

てらさんそらくん２０

ソラ君「どうでもいいんですが、魔女っこもので、少女が変身してから魔法少女になってから、変身前と変身後で声優変わっているのってありましたっけ？」
テラさん「いや、しらんよ」
ソラ君「いや変身しても正体が誰にも気付かれないから声くらいは変わっているのかなと何となく気になったもので。だって、顔は一緒のまま（げふげふ）まあ、らんま１／２はさすがに変わってますが」
テラさん「そんなことばかり気にしているから、魔法少女が好きとか言う誤認をされるんだよ」
ソラ君「まったく心外な話ですね。ぷりぷり」

てらさんそらくん１９

ソラ君「誰が見ても、日に日にやつれていくこのブログを見ていると、本当にネタがないんだな、ということがよく分かります」
テラさん「そして、とうとうさぼったと」
ソラ君「……」
テラさん「……」
ソラ君「いや、そうは言いましても、ないもんはないんですよ。そういえば、あんパンマンをひさびさに見たら、チーズが飛行機運転してましたよ。喋れもしない犬の分際で」
テラさん「まあ、ネタもないことだし。パスされたバトンはキープレフトしておくことにしよう。ありがとう、北崎のすけさん」

てらさんそらくん１８

ソラ君「小説を書き始めたために、早くもブログがおっくうな気持ちになってきました。こんばんは」
テラさん「こんばんは」
ソラ君「まあ、僕にしてはがんばったほうですよ。十日もがんばるなんて奇蹟です」
テラさん「あ、早く空の軌跡をクリアしないと」