てらさんそらくん１６５

ソラ君「僕は毎日３時くらいになるとコーヒーを飲むんですが」
テラさん「はて、それがどうかしたのかい？」
ソラ君「まあ、何故飲むかという問いには、３時休憩とかいうのが一応うちの会社あるみたいですけど、僕タバコ吸いませんし、ふらふら出歩くわけにもいきませんから、必然的にコーヒーしか飲むしかないのです」
テラさん「いや、そんなこと聞いてないのだけど、まあいいや」
ソラ君「それでですね。まあ、ああいうカップコーヒーにつきものの当たりはずれなんですが、あれって確率どれくらいなんですかねえ。僕は大学時代から結構買っているつもりですが、千回は買っていますが一度も当たったこと無いですよ？あのブラックモンブラン（九州限定のアイスクリームらしい）の千円とか無意味にレアなのをあてる強運のこの僕なのに！」
テラさん「普通に当たりとかないんじゃない？」
ソラ君「とか、思っていた矢先に同期の子が当たってましたとさ、そんなオチ」
テラさん「つまらない」
ソラ君「自販機といえば、色々思い出がありますよねえ。大学時代僕と友人はいつもカプチーノを飲んでいたのですが、いつも通り僕が買うと、お湯しか出てこなかったんですよねえ。そこですかさず友達が、「相変わらず、君は運が悪いなーボブソン」と言いながら、百円玉を入れて同じモノを買う友人。しかし、出てきたのは僕と同様のお湯……何となく僕らはだまり、影からじーーーっとその自販機を見ています。運が良いことに次に買った人は、同様カプチーノ…そして結果は「うわ、おゆじゃねえか！」とのこと。僕と友人はとりあえず手を叩いたとさ」
テラさん「それはただ単に性格が悪い人だよ！！！」
ソラ君「まあ、当たりといえば愚かだった、いや、まあ今もあり得なくらい愚かなんですが、とかく、５００円玉を入れて買った自販機で当たりと思いこみ、全額分かっておつりがなくなり、親にくそ怒られたりしましたねえ」
テラさん「ああ、あのころはジュース一缶１００円だったのね」
ソラ君「終わり」

てらさんそらくん１６４

ソラ君「何というかですね、テラさん」
テラさん「何だいソラ君？」
ソラ君「なんか、昨日行ったデザインフェスタとか劇とかのみのせいで普通に終電のがして、一人漫画喫茶で放浪したりとか、ネタは山ほどあるのでしょうけど、このさい一つに絞ることにします」
テラさん「うい」
ソラ君「あのですね。僕は会社員です。サラリーマンです」
テラさん「今の言い換えに何の意味があるんだ」
ソラ君「会社員には、普通配られるものがあります。そう、輝かしい社章です。その社章をですね…すで無くしました」
テラさん「はや！！」
ソラ君「いや、まじでどうしよう……こんなはずではなかったのに」

てらさんそらくん１６３

ソラ君「ねえ、テラさん。小説を作るのに大切なものはなんですかね？」
テラさん「簡単な話だよ。面白いものを書く。それ以外何が必要かな。よむほうにすれば、面白い作品を読めればそれでいい。そんなもんだと思うけどね」

てらさんそらくん１６２

ソラ君「オーディンスフィアの設定資料集がついていなかったので絶望しました。こんばんは」
テラさん「こんばんは」
ソラ君「やっぱ、あれですね。秋葉のヨドバシなんか大きいところで買おうとしたのが全ての敗因でしょうね」
テラさん「今日町田のヨドバシに行ったんだから、その時に買えば良かったのに」
ソラ君「いや、これまでは秋葉みたいな大きいところには何でもあるから、大丈夫かなと思っていたのでありますよ」
テラさん「実際、探せばあっただろうけど、ポイントの関係上、ヨドバシで買ったほうが効率がいいもんな」
ソラ君「ですです。そういえば、ようやく配属されてから初めてのみに連れて行かれましたんですよー。まあ、歓迎会は来週木曜なんですが、部長が出張のために今日するぜーみたいな感じで。それから、当然のみだけで終わるはずもなくて、スナックに連れて行かれるわけです。それで、歌えと言われたわけですが……こういう場合どういう歌を歌えば良いのか。作法本には生憎とのっておりませんでした」
テラさん「いや、当たり前だろ」
ソラ君「頭をひねるにひねり、歌った歌は、チャゲアスの『万里の河』」
テラさん「……古！！」
ソラ君「まあ、僕の生まれる前の曲ですからね。とりあえず、課長は、よくそんな歌知っているねと、部長は冷静に、フレッシュさがないね、とのこと」
テラさん「いや、まあそりゃそうだろうな」
ソラ君「ならば、と何を歌えばいいだろうか、とスナックのお姉さんに相談します。じゃあ、デュエットでもするかということになり、デュエットと言えばやはり、

『愛が生まれた日』

」
テラさん「……それで、部長が歌っていた歌は、キンキの『全部抱きしめて』ね。ふーん」
ソラ君「若さって何ですか？」

てらさんそらくん１６１

ソラ君「ねえ、テラさん五月病って知っていますか？」
テラさん「…ん、そりゃそうだろ」
ソラ君「やっぱ、これってあれですよねえ。絶対ＧＷのせいです。まさしく天国と地獄。一ヶ月たって、疲れもピークを迎えた頃にやってくるオアシス。そして、終わった後、祝日がまるで待っていないという現実……」
テラさん「（むちゃくちゃ凹んでいるな……）」
ソラ君「ええ、もうそら疲れ果ててますよ。何でか？　先輩が「先月は一日しか休みがなかった」とか「ＧＷはかき入れ時だぜ！　今度の夏休み楽しみにしておきな」とか……おかげで、今日発売のオーディンスフィアを買いに行く気力すら残っていません」
テラさん「どうせ、しないくせに」
ソラ君「いやいや、買っておくことに意味があるのです。なんか手元にゲームがあるだけで安心というか、幸せというか」
テラさん「…なんて無駄な」
ソラ君「ちっちっち。これが正しい大人買いってやつですよ」
テラさん「うるせーよ！」
ソラ君「まあ、それはともかく、先週発売と思ってわざわざ秋葉なんかに足をむけたんですから、明日買って帰ることにします。幸い金曜ですしねー」