てらさんそらくん２３４

ソラくん「年末ジャンボマイクロ単位もかすめていなくて絶望中のソラです、皆様明けましておめでとうございます」
テラさん「……最初の言葉がそれか？」
ソラくん「いや、端的に事実を述べただけですが。いやはやなんと言いますか。なんだかんだであたってねえのかＹＯとか思う時点で、僕もまだまだなんだあって思いました」
テラさん「まあ、宝くじ買うのってはじめてだもんな」
ソラくん「まあ、年末ジャンボはよしとしまして、今日でやっと正月工事終わりましたねえ」
テラさん「とりあえずお疲れ様」
ソラくん「うい。まあ、来週三連休だしようやくゆっくりできそうで――間の日曜だけ出てくれですって。朝五時前に家でないといけないねえ……がんばｄろう」

てらさんそらくん２３３

ソラくん「サンダーの資格がとりたいなあ」
テラさん「とりたいって言って簡単にとれるものなのか？」
ソラくん「結構簡単らしいですけどね」
テラさん「一体何でまた」

サンダー (sander) は英語で砂、紙やすりで研磨する装置のこと。

ソラくん「ぷ、テラさんってば、ひょっとしてFFのサンダーとか想像してたんですかー？　ぷぷぷ」
テラさん「いや、この際そんなの放って置くけど、一年の最後の日記の内容がこれか？」
ソラくん「そ、そんなの言われた。結構自信あるギャグだったのに」
テラさん「……」
ソラくん「……」

てらさんそらくん２３２

ソラくん「さて、明日九州へと行くわけですが」
テラさん「なんだかんだで、一年が終わるねえ」
ソラくん「そうですねえ」
テラさん「……」
ソラくん「本当に会話が続きませんね」
テラさん「特に言いたいこともないし」
ソラくん「ですね、というわけで皆様良いお年をー」
テラさん「おしをー」
ソラくん「あ、そういえば年賀状例のごとく一枚も書いてないぜ？　ま、いっか」

てらさんそらくん２３１

ソラくん「いやあ、テラさん。一年で一番暇な時期がやってきましたねえ」
テラさん「そうだねえ。一年で一番人類に絶滅して欲しい時期がやって来たな」
ソラくん「しかし、だからって男二人で、映画の恋空を見に行くなんて精神的に病んでいないでしょうか……」

てらさんそらくん２３０

ソラくん「ふう、二日連続で忘年会というのはさすがに辛いですね……」
テラさん「そうだな。酒を飲んだからといって、次の日手を抜けるってわけじゃないのがな」
ソラくん「でも、今回は珍しくがんばったんじゃないですか？　お金も店の予約も、司会も、お偉方の相手も全部こなしたんですから。ビール、いくらでも飲めますよー！ってつっこんでいってましたし」
テラさん「うん。そのてんだけは結構褒められたなあ。普段の仕事が最悪だからな、こういうときくらいはがんばらないと」
ソラくん「まあ、途中。先輩に、少しはやすんどけって、止められたんですが。まだまだ僕はいけましたぜ？　なんかしりませんが、妙にテンション上がってましたし」
テラさん「でも、二次会は失敗と」
ソラくん「……ええ。何の企画もしないのがうちの会社のスタイルですが、まさか会計を終えたら、外にはすでに誰もいないとは」
テラさん「ぶっちゃけ、ラッキーとか思いながら悠々と帰ったくせに」
ソラくん「それはよしってヤツです。今回はいつもの三倍くらい大がかりにやったから大変だったんですから、おおめに見てくれます」
テラさん「まあ、いいんだけどな」
ソラくん「それで、今日は東京地区全社忘年会だったんですが、こういう会恒例のビンゴ大会があるじゃないですか。あれで、二万円の焼き肉券があたりましたですよ。叙々苑のですよ、しかも」
テラさん「おお」
ソラくん「最後に当たったんですよー。もう、商品がなくなりましたーって言われて、あー、最悪だーーって思ったところで、お兄さん、実はラストにって展開でして」
テラさん「ラッキーだったね」
ソラくん「ええ、何だかこの瞬間に同期やら先輩やらがわらわらわらわらと集まってきて、おごれおごれ言ってきましたよー」
テラさん「プチ芸能人状態だな」
ソラくん「そうですねえ。まあ、ぶっちゃけおごるのは構わないんですが、二万円ってそんな何人もおごれる額じゃないですか。特に相手が焼き肉なんかだと。だから、僕は『クリスマスに一人で焼き肉を食べまくる』というミッションを自らに課そうと思います」
テラさん「そういえば、本格的に冬の仕事の状態決まったんだろ」
ソラくん「ええ。毎日毎日変更しつつも、結局１２月２８から１２月３０まで九州で工事して、その夕方そのまま大分に帰り、１月３日に東京に戻り４、５日に神奈川のほうで工事をします」
テラさん「熱海までチャリで行くとかいう計画は？」
ソラくん「……そんなのクリスマスのときの三連休ですればいいじゃないですか」
テラさん「投げやりだなあ」
ソラくん「ええ。だから、明日はテストがてらちょっと遠くまでためしにいってみますよ。何処まで行けるかな。何処までもさを胸に秘めて」