てらさんそらくん９０

ソラ君「きみは嫌い」
テラさん「しょっぱなから強烈な台詞で始まるな……」
ソラ君「いえ、昨日その言葉を女の子に直言われた男性がいましたから」
テラさん「……へえ」
ソラ君「言われた男性は愚か、周りにいた他の女の子も一瞬静かになってました」
テラさん「……」
ソラ君「ちなみに、そのことに気がついた女の子は、卵を割りながら、『黄身は食べられないんですよねえ』って言い直してました」

てらさんそらくん８９

ソラ君「思えば、シニガミゴロシって小説書きかけでほったらかしてますね」
テラさん「ええ」
ソラ君「七月頭って時期も一緒。主人公の性格も思いこみが激しくて、視野が狭く、他人どうでもいい主義者」
テラさん「ええ」
ソラ君「どうしましょこれ？」
テラさん「完成させれば」
ソラ君「でも、似たような作品書いてもなあ。あ、でもヒロインキャラが違うからいいかも」

てらさんそらくん８８

ソラ君「久しぶりに寄生獣を一気読みしたついでにリューナイトのＯＶＡを一気見してました」
テラさん「……」
ソラ君「おや、テラさん。感動して物も言えませんか」
テラさん「バカじゃないの、君」
ソラ君「まあまあ。しかし、リューナイトＯＶＡはいいっすねえ。最後の、『やるよ、力なんて。力なんていらないよおおぉぉぉ！！！！』って『人々は迷い混乱するかも知れない。でも、それが本来の姿なんだと思う（参照、風の伝説ザナドゥ２のラストの主人公の台詞）』につぐ、寺宙の中で脳裏に焼き付いている言葉ですたい。その次くらいに『魔王なんていなかった』かな」
テラさん「確かに、あれは良い台詞だな」
ソラ君「それで、こういうのを見るとひたすら熱い物語が書きたくなりますよね。最強を目指していた青年が、ただ一度だけ敗北を喫した相手。その相手と再び戦うべく、必死に修行して間違いなく最強の力を手にする。しかし、その時には勝つべき相手はすでに死んでおり、娘が一人残されている。娘の才能は父以上に秘められていることに気付いた青年は徹底的に少女を鍛え上げる。そして、鍛え上げた少女と青年は戦う。勝つのは当然少女。青年は全力を尽くすが、年齢のせいで力が劣ってしまう結果となってしまう。少女は『ごめんなさい。出来るだけ生き急いだつもりだったけど、どうやら随分と寄り道がすぎたみたい』と言います。青年は老いたとはいえ全力は出せたのだ。青年にとってはそれで満足だった。どうせ少女相手以外では全力など出せはしなかったのだから」
テラさん「待てや。それはどこのクーフーリンとスカアハ？」
ソラ君「なに言っているんですか？性別全然ちゃうじゃないですかい。あはは。でも、真面目にこういう話はいいですよ。こんなの思ったこと並べただけだから、一回何かしらの形で真面目にプロット作って書いてみたいですね」

てらさんそらくん８７

ソラ君「とりあえず、日曜の話なのですが、僕の大学の友人が結婚しましたです」
テラさん「台風が来たり、歌歌わされたり、スピーチしたり大変だったな。彼とは良く一緒にバイトしたが、毎回野外でするバイトは雨が降っていたな」
ソラ君「ええ、わざわざ結婚式の時まで台風なんてこなくていいのにですね」
テラさん「だな」
ソラ君「何はともあれ、ご結婚おめでとうございます」
テラさん「末永くお幸せに」
ソラ君「そして、話は変わるんですが、今日研究室で鍋をしていたんだが、その時後輩が『明日ピッキングに行くんで帰りますね』と言いました」
テラさん「ナイスな宣告だな」
ソラ君「ええ、『八時半の予定なんですよ』とのこと」
テラさん「共働きの家庭を狙ったタイミングだな。恐ろしい」
ソラ君「そういって、帰る後輩の姿を僕は見送るだけでした」
テラさん「彼が道を踏み外さないことを切に願う」

補足

goo辞書より
ピッキング【picking】

(１)物流において，物品を保管場所から取り出したり配送先ごとに仕分ける作業。

ソラ君「だそうです」

てらさんそらくん８６

ソラ君「僕は温泉が大好きなわけですが、一つだけ苦手なところがあるんです」
テラさん「そうなの？」
ソラ君「ええとですね。タオルです。温泉で使うタオルが苦手なのです」
テラさん「……変態め」
ソラ君「い、いや。違いますよ。想像しているのとは絶対違います！」
テラさん「どうだか」
ソラ君「えーとですね。僕は家でお風呂にはいるとき、体を流すときに使うのはたわしみたいにパンチが効いたやつでごしごしするのが好きなんです。でも、タオルだったら体を洗ってもぬるぬるとなるだけで、発狂して思わずブレイクダンスをしたくなってしまいそうになりますです。でも、そういうのを持って温泉に入る人はさすがに見たことありません。ですから、タオルとそういう風にたわしみたくになっているのと合体しているのって売っていたりしませんかね？そこらへんに」